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下大庭村
【したおおばむら】


旧国名:筑前

(近世)江戸期~明治8年の村名。筑前国上座郡のうち。筑後川中流右岸の平野部に位置する。寛永10年大庭村から分村して成立。しかし,郷帳類では大庭村枝郷と見える。福岡藩領。村高は,「元禄国絵図」1,002石,「天保郷帳」1,394石余,「旧高旧領」1,384石余。村中を堀川が通る。明治6年の戸数166・人数874(男443・女431),耕地は田78町余・畠56町余・大縄田畠3町余・山林2町余,正税は米・大豆760石余,雑税は米・大豆22石余と金14円余(地理全誌)。同8年大庭北小学校設立,同9年の生徒数84(男70・女14)。同8年大庭村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7211508