福田村
【ふくだむら】

(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ下座郡,明治29年からは朝倉郡に所属。筑後川支流の佐田川下流域に位置する。一木・頓田・古賀・堤・来春(らいは)・柿原・小田・平塚・小隈・白鳥・中寒水(なかそうず)・倉吉の12か村が合併して成立。旧村名を継承した12大字を編成。役場を小田に設置。合併時の戸数767・人口4,164,地積は田351町・畑323町・山林140町・雑種地72町など計969町。明治22年9月一木・頓田・古賀・堤・来春・柿原の6大字が分離し,同年10月立石村となり(甘木市史下),この分離に伴い当村の大字は6大字となる。同24年の戸数410・人口2,471(男1,259・女1,212),厩76,寺院1,学校1,水車場2(徴発物件)。世帯数・人口は大正9年426・2,279,昭和29年568・3,411。主要農産物は米・裸麦・小麦・菜種。養蚕・畜産も盛ん。学校は小学校1・中学校1。診療所が3か所。金融機関は農協1。中小の古墳群が地内に多い。「レ・ミゼラブル」などの翻訳も手懸けた作家豊島与志雄は,当地の出身である。昭和29年甘木市の一部となり,村制時の6大字は同市の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7214368 |





