帆崎橋
【ほざきばし】
![](dev/images/h-r-.png)
小深井川に架かる橋。北高来(きたたかき)郡小長井町の牧と帆崎・長戸を結ぶ。国道207号が通過。橋長74.1m,幅員8.2m(うち歩道0.9m)。PSコンクリート床版橋(または桁橋)。昭和45年3月竣工。牧集落の帆崎港(小深井港)は文化年間頃から帆崎石の積出港として知られていた。最初は陸上運輸が不便だったので,海岸に露出している岩山を切り出した。その周辺に石材業が発展していた。帆崎橋の近くに金比羅宮があり,航海安全の神としてつくられ,金比羅宮の小高い丘から見下ろす有明海と橋は風光明媚である。近くを通る旧国道は1車線で狭いが,現在の国道は往復2車線である。
![](dev/images/h-r-.png)
![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7222785 |