角川日本地名大辞典 九州地方 長崎県 8 横浦【よこうら】 旧国名:対馬 要古浦とも書いた。対馬の中央部,大漁湾の南東岸に位置する。北東にのびた岬に観音岳があり,その突端を長崎という。中世にはこの所に牧場があり,長崎の牧といった。地名の由来は,「浦ニ横瀬アリテ波ヲ防キ,自然生ノ水止石ナルニ依テ名トス」とある(津島紀事)。【要古浦(中世)】 室町期に見える地名。【横浦村(近世)】 江戸期~明治41年の村名。【横浦(近代)】 明治41年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7223301