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赤星
【あかほし】


旧国名:肥後

菊鹿盆地東部,菊池川上流左岸に位置する。地名については,「鎮西要略」に「肥後守菊池隆泰,於文永蒙古合戦,有抜群之戦功,其旗血所赤如星,三男肥前守有隆伝之,而伝赤星氏」とあり,「肥後国誌」は,有隆に関して「蒙古合戦ニ自ラ手ヲ碎キ遂ニ戦勝テ血ノ着タル鉄衣ヲ着タル景況血ノ染ミタル所星ノ如ク赤カリシ故赤星ト称セラレ」と記している。菊池川の河岸段丘上には6世紀頃の古墳やんぼし塚があり,横穴式石室で石棺が露出している。また真弓野には横穴群があり,集落の南の水田には条里の遺構が残るほか,天祇遺跡からは条里の方向と一致した古代道路が発見されている。集落の東には,平安初期の福土・水溜遺跡があり,竪穴住居跡・掘立柱建物跡が見られるほか,土師器・須恵器・墨書土器・越州窯系青磁などが出土している。
赤星荘(中世)】 南北朝期に見える荘園名。
赤星村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
赤星(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7223438