角川日本地名大辞典 九州地方 熊本県 20 市の原【いちのはら】 旧国名:肥後 九州山地西麓,緑川支流大矢川に注ぐ黒峰川最上流域の山間部,南北に延びる黒峰の北方傾斜面の丘陵地帯に位置する。地名は櫟の木の自生地との意とも考えられるが,未詳。打製石器を出土する市の原遺跡がある。【一のはる(中世)】 戦国期に見える地名。【市原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【市の原(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7223687