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下鯰村
【しもなまずむら】


旧国名:肥後

(近世)江戸期~明治9年の村名。上益城(かみましき)郡のうち。熊本平野南部,加勢川左岸に位置し,当地の西側を日向街道が通っていた。熊本藩領。村高は「旧高旧領」1,900石余。鯰手永に属す。文政8年頃の益城上郡手鑑によれば,高860石余,反別は田48町余・畑19町余,家数88・人数363,馬53(綾部家旧蔵文書)。地内は加勢川流域にあたり,加勢川の氾濫の際は被害甚大であった。熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。明治9年鯰村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7225658