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小地野
【しょうちの】


旧国名:肥後

小池野とも書いた。阿蘇外輪山北東部の波野高原に位置する。なお地内の永仁田については,貞和4年11月7日の南坂梨郷屋敷得分注文案(阿蘇文書/大日古13‐1)に「一,なかにたのふん 小次郎 四百文あひのしろ百六十文かわの代 五百文をのしろ ひへ三十たまめ一石五斗 以上一くわん六十文」とあり,銭1貫60文が小次郎の得分となっている。また同じ頃と推定される年月日未詳の南坂梨郷田地屋敷注文写(同前/大日古13‐2)に「ミなミさかなしのかう小二郎ニ御はいふん候へき田地屋敷ちうもん」と見え,用作分3町8反,百姓屋敷2町1反1丈,野里分として「なかにた」など3か所を所有している。室町期と推定される年月日未詳の阿蘇山用途未進分注文(同前/大日古13-3)には「上野里分」として「一,なかにた二百文,百五十なし申候,五十ミしん」とある。下って文明16年8月28日の阿蘇十二社同霜宮最花米注文(同前/大日古13-1)にも「金凝御宮之分霜御宮同前」の1つに「一所なかにた〈二百文,まめ一斗〉」と見える。
小地野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小地野(近代)】 明治22年~現在の波野村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7225778