馬場①
【ばば】
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旧国名:肥後
小国盆地南部,阿蘇北外輪山を源流とする馬場川・田中川・志賀瀬川の流域に位置する。なお地内の杉田については,戦国期の文明16年8月28日の阿蘇十二社同霜宮最花米注文(阿蘇文書/大日古13-1)に「かふりかた」の1つとして「すき田〈二百文,まめ一斗〉」と見えるほか,明治初期の杉田村の小村上井手・鳥越・平瀬についても「一所かミ井手の口〈百文,まめ五せう〉」「一所とりこゑ〈百文,まめ五せう〉」「一所ひらせ〈百文,まめ五せう〉」とある。現在,鳥越は赤馬場の,平瀬は中原の小字としてそれぞれ残る。
【はゝ(中世)】 戦国期に見える地名。
【馬場村(近世)】 江戸期の村名。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7227174 |