角川日本地名大辞典 九州地方 熊本県 50 一目山【ひとめやま】 大分県九重(ここのえ)町と阿蘇郡小国町・南小国町にまたがる山。標高1,287.4m。山頂から360度の展望がきくことが,山名の由来かとみられる。地元では「いちもくさん」とも呼ぶ。九重連峰の西端に位置し,九重前期火山活動により形成された。北方の尾根伝いに,みそこぶし山・涌蓋(わいた)山と連なり,そのふもとには南小国町の黒川温泉,東麓の大分県側には九州電力の八丁原地熱発電所や筋湯温泉がある。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7227337