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嫗岳村
【うばだけむら】


(近代)明治22年~昭和29年の直入郡の自治体名。田井(たい)村・倉木(くらき)村・神原(こうばる)村・中角(なかつの)村が合併して成立。大字は旧村名を継承し,4大字を編成。九州山脈の主峰祖母山の北麓の村で農山村地域。南部は祖母山頂を堺にして宮崎県西臼杵郡岩戸村,東南部は大野郡上緒方村,南西部は熊本県阿蘇郡野尻村,西部は宮砥村,東部は大野郡上緒方村,北部は入田村と接する。村名は祖母山の別称嫗岳をとった。神原(こうばる)川・田井川・倉本川・名子(みようす)川の谷あいに居住地区が散在,中心部の高台の横手に村役場,嫗岳小学校などの中枢機関を置く。県道玉来(たまらい)神原(こうばる)線が通る。椎茸・木炭を産し,林業が盛んであった。祖母山の三銘木はブナ・ケヤキ・ツガといわれていたが,ヒノキ・スギの人工林に変わりつつある。祖母山系には猪・鹿が生息,また国特別天然記念物のニホンカモシカが生息。明治24年の戸数318・人口1,419,世帯・人口は大正9年326・1,428,昭和25年379・2,003。昭和29年竹田町ほかと合併して竹田市となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7229073