100辞書・辞典一括検索

JLogos

20

長谷川村
【はせがわむら】


(近代)明治22年~昭和29年の大野郡の自治体名。大野川の支流奥嶽(おくだけ)川上流域に位置し,西は直入郡,南は宮崎県西臼杵(にしうすき)郡に接する。栗生(くりう)村・小原(おはる)村・滞迫(たいざこ)村・上畑(うわはた)村・尾平山(おびらやま)の5か村が合併して成立。大字は旧村名を継承,5大字を編成。役場を大字小原に設置。明治36年の戸数260・人口1,296,世帯・人口は大正14年387・1,736,昭和10年782・3,317,昭和25年697・3,466。同21年尾平鉱山の鉱毒が流出し,水稲に被害が出たので,鉱毒対策委員会が組織された。同30年1月1日緒方町ほか2か村と合併,現在の緒方町となる。各大字は同町の大字として存続。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7232655