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法鏡寺
【ほうきょうじ】


旧国名:豊前

駅館(やつかん)川中流域の左岸に位置する。地名は奈良期に創建され,中世に廃絶した寺院法鏡寺の寺名による。文明10年8月日の宇佐宮寺連署になる縁起などによれば,養老3年隼人らが大隈・日向に襲来,八幡神が大隈・日向に遠征したが,このとき法蓮・花厳らの僧が供奉,勝利を得た。そのため朝廷は「日本安全なる事,是併当社(宇佐宮)の御神徳,豈法蓮・花厳の加護にあらずや,その報謝の御ために」法鏡寺を建立したという。また,この戦いで戦死した隼人の霊をなぐさめるべく始められた放生会には,同寺が「獅子弐頭,同中子口付,放生陀羅尼以下」を勤仕した(法鏡寺文書/大友史料12)。
法鏡寺(中世)】 室町期から見える地名。
法鏡寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
法鏡寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7233239