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平和台公園
【へいわだいこうえん】


宮崎市下北方町の丘陵地にある県立風致公園。昭和32年指定。面積68.8ha。宮崎市の市街地の北西部,大淀川が東から南へ流れを変える左岸に,標高60~80mの洪積台地が広がる。この台地の南の一画が平和台公園である。宮崎市街地や日向灘を一望できる絶好の展望地。公園の大半は,自然広葉樹やスギ・ヒノキなどの人工林で覆われ,白鳥やボートの浮かぶ2つの池と調和のとれた景観を形成している。公園のほぼ中央に,高さ37mの平和の塔がある。この塔は,昭和15年に紀元2600年を記念して建立されたもので,秩父宮筆になる「八紘一宇」の4文字が刻まれた。第2次大戦前は,この塔を八紘の基柱,この台地を八紘台と呼んでいた。戦後,「八紘一宇」の文字は塗り込められ,塔を平和の塔,台地を平和台と称するようになったが,現在再び,「八紘一宇」の文字が復刻されている。平和台周辺は,下北方古墳群と呼ばれる古墳地帯である。塔の北側には,古墳にちなんだはにわ園があり,日本各地から発掘された埴輪の複製が,緑の木立ちの中に置かれ,古代の雰囲気を漂わせている。この公園は,宮崎を代表する観光地の1つであるが,遊歩道やスポーツ広場なども整備され,宮崎市民の散策・レクリエーションの場としても広く利用されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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