角川日本地名大辞典 九州地方 鹿児島県 16 志布志筋【しぶしすじ】 鹿児島藩においては,街道のことを筋(すじ)と称した。当筋は領内の諸郷を連絡する街道で,鹿児島―加治木―福山―岩川―末吉―志布志を通った。また藩の大宿次の経路となっていたもので,家老の書付等はこの経路により,諸郷の郷士および私領の家来によって急送された。諸令達・廻文による時の経路としては,別に定められた6筋があった。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7237763