百之台
【ひゃくのだい】
喜界島のほぼ中央部を南北に広がる隆起サンゴ礁の草原台地。海抜約200m・面積約700ha。東側眼下にはサンゴ礁と太平洋の大海原を望み,斜面は亜熱帯植物に覆われ,四季を通じて緑がたえない。西には東シナ海の広い展望が楽しめる。付近一帯は格好のキャンプ地となっており,台地の一部1.1km(^2)余りを利用して肉牛の放牧が行われ,増殖センターもあり,牧歌的な風景に接することができる。奄美八景(十景とも)の1つでもあり,360°見晴しがきく地として,訪れる人が多い。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7238907 |