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持留
【もちどめ】


旧国名:日向

田原川支流持留川の上流域に位置する。鹿児島では諸士が大山野・古荒地などのうち,高に支障のない所は,藩の許可を得て自費仕明(しあけ)(開墾)して所有高とすることができ,それを持留地といったが,天明4年1月から抱地と改められた。地名の由来は,大崎の郷士たちの仕明地が多かったことによるものか(大崎町史)。持留神社(二宮大明神)は創建の年は明らかでないが,天正5年再興の梁文には,肥後国熊本より杉穂5,000本を挿植したと見える(三国名勝図会)。近くに枦山(はぜやま)城址のあることは,救仁郷氏の一族枦山氏の創建に関わるもので,飯隈山照倍院と関係があるものか(大崎町史)。西部の尾鼻岡に,天正頃の地頭比志島紀伊守が兵書を奉納したと伝える尾鼻権現がある(三国名勝図会・大崎名勝志)。
持留村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
持留(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7239325