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上地
【うえち】


旧国名:琉球

方言ではウイズィという。宮古島南西部,与那覇(よなは)湾南岸に位置する。古くはタヌウィ(田の上)と呼ばれたが,これは地形的に泥土の低地または田の上手にあたるところからこう呼ばれたものか。隣の洲鎌とともに下地(しもじ)地方の中心地をなしたらしい。集落北方の緩やかな丘陵地には上地カナイダ遺跡があり,古い集落のあったところといわれる。正徳年間(1506~21)に下地橋道が造られた。「河充氏家譜正統」によれば,下地地方を巡視していた宮古島の首長仲宗根豊見親が加那浜を通ったとき,平良(ひらら)への要衝であるが海岸沿いにあるため泥が深く,満潮時には水没して歩行困難になるのを見て,下地の主,川満大殿と諮って石道を築造させたという(平良市史3)。
上地村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
上地(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7239892