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大嘉陽
【おおかよう】


(近代)昭和26年~現在の本部(もとぶ)町の字名。方言ではウフガヨウという。沖縄本島北部,本部半島のほぼ中央部にある八重岳の北西斜面を占める。もとは本部町渡久地(とぐち)の一部で,屋取であった。明治初期から入植者があって次第に集落を形成した。主な生業は農業で,大正末期まで藍の栽培・製造が盛んに行われ,一時期その戸数は40戸にも及んだ。しかし,化学染料の出現で漸次衰退し,第2次大戦後は消滅した。その後はサトウキビ・パイナップル栽培に取り組んでいる。第2次大戦中に日本軍陣地があり,多くの軍民犠牲者を出した真部山には,清末隊之塔が建てられている。世帯・人口は,昭和30年46・241,同40年42・209,同50年32・141。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240033