金城①
【きんじょう】

旧国名:琉球
方言ではカナグシクという。沖縄本島,首里城の南の台地斜面に広がる地域で,安里川の上流に臨む。地名の金は,城の美称辞。城下の村を意味する。首里城築城とともに城下町として古くから発達し,現在でも等高線に沿って整然と屋敷が連なっている。安里川沿い一帯はシムンター(下田)といい,耕地が広がる。北西端の見上森は,第二尚氏王統の祖尚円王(1470~76在位)を葬ったところだが,のちに玉陵(たまうどうん)に改葬された。東隣の内金城との境を北から南へ下る坂は,尚真王代(1477~1526)に真珠道の一部として改修された首里金城町石畳道(県史跡・名勝)で,ウフミチ(大道)とも呼ばれ,首里城と島尻地方を結ぶ要路であった。
【金城村(近世)】 王府時代~明治29年の村名。
【金城(近代)】 明治29年~大正3年の首里区の字名。
【金城町(近代)】 大正3年~現在の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7240414 |





