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仲順
【ちゅんじゅん】


旧国名:琉球

方言でもチュンジュンという。沖縄本島中部の丘陵地に位置する。東西に続く琉球石灰岩の稜線があり,その他は島尻層の比較的平坦な標高50m内外の地形である。稜線の南斜面に集落が立地する。集落の南側を東西に延びる古い道は,近世以前から首里~勝連(かつれん)を往還する東宿(あがりじゆく)(官道)で,東海岸沿いの和仁屋間門(わにやまじよう)に通じる交通の要路であった。集落後背の稜線の斜面に当たる上原にイージョウガー(上門井戸)があるが,「仲順七キブイ(煙)」といって,仲順はここから始まったと伝える。13世紀中頃に仲順大主なる人物が出たらしく,後世,歌劇「仲順流れ」の題材となった(北中城村史)。義本王(1249~59在位)は退位後仲順大主のもとに隠れ住み,死後ナスノ御嶽に葬られたと伝える。一説には王妃御墓に葬られたともいう(同前)。
仲順村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
仲順(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241034