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並里
【なみざと】


旧国名:琉球

沖縄本島北部,本部(もとぶ)半島の西部,東シナ海に注ぐ満名川中流域の平地から山麓にかけて位置する。地元ではナンザトゥともいうが,普通はマンナということが多い。口碑伝承によると,集落の北東約400mの山腹でナンジャトゥガサと呼ばれた所が発祥の地とされ,その地名に由来すると思われる。14世紀初期中北山の時代に勢力争いに敗れた按司が難を避け,ナンジャトゥガサに隠棲したと伝える。その主が,マンナウイヌトゥンチ(満名上殿内)の並里家と伝え,先祖拝みの人々が年間1,800人も訪れる。往古,中心集落の辺りは入江で,造船場があったといわれ,現在もそこをジュウフニモー(造船広場)と称している。氏神を祀る並里神社がある。
並里村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
並里(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241311