富着
【ふちゃく】

旧国名:琉球
方言ではフヂチともいう。沖縄本島北部の西海岸,石川地峡の北に接し,東部にある国頭(くにがみ)山地の石川岳は標高204.2mと高峻であるが,標高100m以下は海岸段丘の台地となる。南部は太平洋に注ぐ石川川支流の肥前川流域となる。台地の平坦面は20mまで低下し,集落の背後に迫る。伝承を追跡することによって,富着(上富着・下富着)および谷茶(たんちや)は,かつては現在の前兼久の小字南風山の通称カチンジョウ(猪垣の出入口の意)にあったことが突き止められた(神と村・恩納村誌)。
【富着村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【富着(近代)】 明治41年~現在の恩納村の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241595 |





