宮国
【みやぐに】

旧国名:琉球
方言ではミャーグンという。「宮国の姉がま」には「んみゃうん」と見える(アーグ95/歌謡大成Ⅲ)。宮古島の南海岸に位置する。15~16世紀に形成された集落跡宮国元島遺跡がある。15世紀中頃那覇(なは)の久茂地に創建された普門寺に関係すると思われる普門好善の伝説があり(宮古嶋記事仕次/平良市史3),現集落南の好善ミガガマ御嶽(村史跡)はその屋敷跡と伝える。集落北方のてまか城跡には,石塁や井戸・拝所などが残り(村史跡),石塁は豊見親が城辺(ぐすくべ)村保良(ぼら)の東平安名(ひがしへんな)岬から石を投げて造ったという。現行の民俗行事のンナフカ祭の由来として,竜宮の説話と大世積綾船渡来の伝説がある(御嶽由来記/同前)。
【宮国村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【宮国(近代)】 明治41年~現在の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241845 |





