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小国(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ竹館村,昭和30年からは平賀町の大字。明治24年の戸数30・人口187,厩8(徴発物件一覧)。同33年に小国小学校が字川辺に開校したが,山村だけに生徒もわずかで,大正元年まで創立以来11年間の卒業生は男女をあわせて36人(竹館村誌)。大正13年字川原田に移転。昭和22年から小国中学校併設。昭和20年に字川原田の北端を流れる浅瀬石川に沖浦ダムが完成,人造湖は虹の湖と呼ばれる。同30年代には県道長峰葛川線が整備され,葛川を経て十和田湖に至る観光定期バス路線も開通。同40年5月に平賀町役場小国出張所が字川原田に開設。。同45年に軍馬平高原(字深沢)開発に着手。同47年には積雪寒冷地道路尾崎沢村線(現町道18号線)が尾崎~小国間に開通。世帯数・人口は,昭和30年75・569,同40年81・502,同50年117・474。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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