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如来瀬(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ駒越村,昭和30年岩木村,同36年からは岩木町の大字。明治24年の戸数36・人口262,厩24(徴発物件一覧)。明治23年目屋街道の開通記念碑がたてられた。昭和26年に川岸の現街道が開かれるまで,荷車・馬車はもちろんバスも山越えの道を通った。明治41年当地方最初の耕地整理が行われた。昭和37年には杭止堰頭首工が完成,下流地帯の潅漑用水の取水口として利用されている。世帯数・人口は,昭和40年87・472,同50年91・441。耕地面積の推移は昭和45年田3,701a・畑205a・樹園地4,444a,同55年田2,783a・畑198a・樹園地6,306a。西部の大久保では,水田は全くなく,南向きの斜面を利用してリンゴの栽培を主に行っている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7251948