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日沼(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ猿賀村,昭和30年からは尾上町の大字。明治24年の戸数72・人口505,厩25,学校1(徴発物件一覧)。同40年代にリンゴ栽培も始まったが,依然稲作が主体。昭和33年に日沼・蒲田簡易水道が完成し通水した。同42・43・46年にかけて,日沼野曽江土地改良区の団体営積雪寒冷地圃場整備事業として水田区画整理を実施。日沼小学校は同46年に統合の猿賀小学校日沼校舎となり,同49年に新校舎が猿賀字明堂に竣工して移転。翌50年には日沼地区会館が跡地に開設。国道102号の交通量増加に対処して同55年に黒石警察署日沼巡査駐在所(旧八幡崎駐在所)が沿道の高田に開設。昭和50年代に至り,国道と県道尾上日沼線が分岐する字富田には誘致工場などが新設され,軽工業地域化しつつある。国道の東側に並行してバイパス路線(黒石~弘前間)建設工事が進行中。世帯数・人口は,昭和35年141・787,同45年151・736,同55年160・706。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7252156