藤崎町(近代)

　大正12年～現在の南津軽郡の自治体名。村制時の３大字を継承。昭和30年十二里村を合併し，12大字を継承。同31年には北津軽郡板柳町林崎を編入，合計16大字を編成し，現在に至る。昭和23年県立黒石高校藤崎分校が発足，同27年弘前中央高校藤崎分校と改称，同32年町立藤崎高校となり，同37年農芸学校と改称するなどの変遷を経て，同49年県立藤崎園芸高校となった。世帯数・人口の推移は，昭和10年871・５，530，同15年１，004・６，207，同35年２，291・１万３，058，同40年２，441・１万２，224，同50年２，608・１万１，101。産業は農業を主とし，農家数・農家人口は，昭和40年１，497戸（専業550・第１種兼業667・第２種兼業280）・８，759人，同50年１，535戸（専業339・第１種兼業618・第２種兼業578）・７，466人。経営耕地面積は昭和40年田913．44ha・樹園地538．54ha・畑56．９ha，同50年田868．68ha・樹園地632．71ha・畑39．17ha。昭和31・55年板柳町との間で，同45・54年田舎館村との間で境界変更実施。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7252277