100辞書・辞典一括検索

JLogos

52

滝沢(近代)


 明治22年~現在の滝沢村の大字名。明治22年の面積2,655町余,戸数197・人口1,353。明治24年日本鉄道(現国鉄東北本線)が東縁に敷設され,同39年滝沢駅が字野沢に開業。また長根に上下列車交換のための信号所が置かれたが,昭和43年の複線電化による路線変更で廃止となり,駅も東方に移転。明治29年岩手種馬所が字穴口に開設され,同40年種馬育成所,昭和16年東北種馬育成所,同21年岩手種畜牧場に発展。明治35年県種畜場が字加賀内に移転,昭和37年県畜産試験場となる。また昭和13年には農林省毛皮獣養殖所が開設した。滝沢尋常小学校は明治26年字中村に開校,同44年字土沢に移転,分教場は明治32年川前,同33年一本木(現一本木小学校),大正11年柳沢(現柳沢小学校)が開設。滝沢高等小学校(滝沢第二小学校の前身)は昭和14年の開校。昭和15年の戸数・人口は,元村126・888,種馬育成所87・300,川前109・645,一本木87・599,柳沢37・265,農家戸数255。種馬育成所と川前は公務員54戸・日雇89戸で,柳沢に製炭業2戸がある(郷土教育資料)。昭和32年陸上自衛隊岩手駐屯隊が一本木に設立,旧陸軍用地を演習地とした。同35年の隊員数1,202。同37年設置の県立盛岡第一高校定時制一本木出張教室を同39年廃し,一本木分校開設。昭和38年県農業講習所(現県立農業短期大学)と県農業試験場が,同41年には県立盛岡農業高校が砂込に移転。昭和40年岩洞ダムからの引水を利用して畑地を開田するため,岩手山麓南部土地改良区を組織。同54年字巣子に滝沢第二小学校が開校し,小学校は4校。中学校は字巣子の滝沢第二中学校と小学校併設の一本木中学校・柳沢中学校がある。昭和58年の官公署は,村関係5,国関係9,県関係9,駐在所2,県立学校4,小中学校7で,国道4号に沿って国や県の農業・林業・畜産関係の施設が並ぶ。行政区に元村・川前・一本木・柳沢がある。行政区別世帯数・人口は,元村237・1,565。川前374・1,987,一本木228・1,497,柳沢136・772,同55年元村1,604・5,488,川前1,965・5,671,一本木1,363・2,683,柳沢169・701。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7254111