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岡田村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。宮城郡陸方のうち。村高は「元禄郷帳」704石余,「天保郷帳」では2,023石余。「安永風土記」によれば,田方・畑方合計167貫894文の在所で,うち92貫余が蔵入地,75貫余が藩士への給所。人頭42・家数48(うち借屋7)・人口250・馬36。端郷に新浜があった。氾濫原という地形から,村内には沼が多く,南隣の荒井村との境には前沼・赤沼などがあった。近世を通じてこれら低湿地の開発が継続され,江戸初期の石高を上まわる新田開発があった。道は新浜へ通じるものと蒲生【がもう】村へ通じる2筋があった。神社は川嶋明神1社,寺は仙台連坊小路松音寺末寺で明暦元年開山の曹洞宗竜田山福寿院,他に当山派修験の持宝院があった。明治元年新仙台藩,以後仙台県を経て,同5年宮城県に所属。同8年の戸数134・人口898(宮城郡誌)。明治22年宮城郡高砂村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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