塩原町(近代)

大正8年~現在の自治体名。はじめ塩谷郡,昭和57年からは那須郡のうち。旧村名を継承した4大字を編成。役場を村制時の下塩原に引き続き設置。世帯・人口は大正9年585・3,019,昭和10年725・4,350,同35年2,314・1万1,921,同45年2,459・1万375,同55年2,799・1万55。大正8年乗合自動車営業開始,昭和12年国鉄バス運行,国鉄東北本線西那須野駅(西那須野町)と連絡。大正10年塩原軌道は塩原電車と改称,昭和10年経済不況のため営業廃止。昭和8年塩原自動車(ハイヤー)が設立され,運行開始。同11年の乗合自動車26両・荷積用自動車8両・乗用馬車16両・荷積用馬車2両・自転車231両・荷車10両・附属車10両,電話加入者126であった。同22年塩原中学校開校。同年塩原小学校の分校として新湯分校開校,同43年廃校。昭和24年塩原温泉の大火により60戸全焼,損害約2億円。同36年も温泉街が大火に見舞われて61棟焼失。同年世界一の1,000万ボルト衝撃電圧発生装置(人工雷)をもつ電力中央研究所塩原試験場完成(県のあゆみ)。昭和31年箒根村を合併し13大字を加え,同55年大田原市との境界変更により上石上を起立し,18大字となる。昭和25年日光国立公園に編入され,同40年塩原バレーラインが完成し,全線24kmが舗装されて,当町を訪れる観光客は100万人を突破した。さらに同47年日塩もみじラインの開通により日光・塩原・那須の回遊観光が可能となり,渓谷美に恵まれた観光地として発展している。同52年温泉神社本殿焼失。同年塩原ダム完成(県のあゆみ)。同57年国道400号が開通。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7279179 |





