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塚崎村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。都賀郡のうち。はじめ下総古河藩領,のち幕府領を経て,元禄9年旗本久志本氏知行,「改革組合村」「旧高旧領」ではともに幕府・旗本久志本氏の相給。村高は,「慶安郷帳」105石余(田85石余・畑20石余),「元禄郷帳」210石余,「天保郷帳」287石余,「旧高旧領」286石余(幕府78石余・久志本氏208石余)。元禄9年日光街道小山宿の助郷役を課せられ,勤高208石(小山市史)。「改革組合村」では間々田・野木宿組合寄場に属し,天保年間の家数40。寺社には時宗松岸寺・氷川神社・神明宮がある(旧県史)。明治4年栃木県に所属。明治11年下都賀郡に属し,同22年大谷村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7279778