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岩部村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。下総国香取郡のうち。「各村級分」では旗本江原氏領,「旧高旧領」では幕府・旗本江原氏の相給,ほかに安興寺領がある。慶長4年鳥居元忠の検地(矢作縄)をうけ,石高662石余(伊能家文書/佐原市史)。村高は「元禄郷帳」674石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに750石余。享保16年新田検地帳では野馬入西野・東野で46町余・高46石余,野馬不入大関で14町余・高29石余が打出された(区有文書)。家数は弘化2年100(関東取締出役控帳/香取郡誌)。幕府の佐倉七牧の1つ油田牧野付村9か村のうち。神社は祖波鷹神社,ほかに石橋家の氏神石橋稲荷。寺院は日蓮宗安興寺・大乗寺。明治8年千葉県に所属。同9年大乗寺本堂を仮校舎に岩部小学校創立,同16年暢発小学校と改称。明治初期当村の石橋芳蔵が群馬県より女工を招き,家塾で製糸技術の伝授をはかったと伝える。明治22年栗源【くりもと】村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7291716