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坂井町②(近世)


江戸期~明治19年の町名直江津今町のうちの1町明治初年からは直江津を冠称関川左岸の砂丘の頂上部直江津今町の西端の町町名の由来は,塩屋新田と直江津今町との境であったことから境町と呼ばれたことによる(直江津町史)また,一説に古くは坂の上とも呼ばれたといい,そこから坂井町となったともいう天和3年の検地帳では,石高は本屋敷のみで3斗余のち元禄7年から文化9年までの新屋敷が3石余寛延3年の家数59,天保4年の家数79・人口387(福永家文書/直江津町史)丁頭は文政11年・天保10年が岩崎惣右衛門,嘉永2年では高島屋惣吉で,それぞれ新坂井町の丁頭を兼務していた(直江津町史)明治3年今町渡世向軒別書上帳(福永家文書)によると,88軒中,廻船水主および船頭24・漁師19・漁船持4・肴売5明治19年直江津町の一部となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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