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中波(近代)


 明治22年~現在の大字名。大正初期までは大字中波村と称した。はじめ女良村,昭和29年からは氷見【ひみ】市の現行大字。江戸期以来,藁台網を主とする定置漁業が盛んであったが,明治末年には日高式大謀網が採用され漁獲量は飛躍的に増大し,漁村一帯にブリ景気をもたらした(氷見市史)。中波の漁港を女良漁港と称し,氷見市最北の1級漁港である。昭和11~37年,灘浦航路株式会社によって,中波・氷見漁港間の定期航路が開かれ,木造船灘丸(26.5t)が就航し,物資・人員の輸送に大きな役割を果たした(氷見百年史)。中波小学校は明治10年開設され,昭和42年女良小学校に統合された。当地は半農半漁村であるが,耕地が乏しく,大正6年から耕地整理組合を結成,海岸段丘上に溜池をつくり,昭和初年までに水田32町4反を造成した。昭和35年の世帯167・人口827(統計ひみ)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7320586