100辞書・辞典一括検索

JLogos

41

羽咋郡


明治20年に大念寺新【だいねんじしん】村が町制を敷き高浜町となり,同22年に羽咋村も町制を敷いた。町村制施行前の郡域では,2町231村であったが,施行後は2町38村と村数が減り,現在は,羽咋市・富来町・志賀【しか】町・志雄町・押水町の1市4町となっている(巻末変遷図参照)。戸数・人口は明治26年1万4,719・8万2,325,昭和9年1万3,872・7万1,935と漸減傾向を示すが,同30年には1万6,045・8万2,239となり,同40年には1万1,030・5万761と減る。これは,同33年に羽咋町が市制を施行し,羽咋郡より離れたためである。ちなみに同年の羽咋市は,6,456戸・2万9,090人であり,郡市合わせると1万7,468戸・7万9,851人であり,戸口ともに増加しているが(県統計書),山間部では過疎現象が起き,廃村の村も多い。大正初期の産業別戸数は,農業9,448・工業788・商業1,280・漁業553・その他1,561(羽咋郡誌)で,農業が70%ほどで大多数を占めていた。昭和40年の郡域のみでは,農業8,045戸で72%を占めるが,専業農家は1割ほどの805戸であり,卸小売業・サービス業・建設業・製造業が飛躍的に増加している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7327086