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上安田村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。越前国坂井郡のうち。はじめ福井藩領,正保2年松岡藩領,享保6年以降再び福井藩領。村高は,「正保郷帳」873石余うち田方842石余・畑方30石余,「元禄郷帳」「名蹟考」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに873石余。安永2年の村鏡では,村高676石余のうち380石は給人渡し,田畑32町3反余(田32町1反余・畑2反余),年貢率は2ツ4分,諸役銀は御鷹餌代銀19匁9分8厘・川除銀299匁7分1厘・道銀26匁7分2厘・大谷山手銀13匁・鴨猟場銀18匁8分で銀合わせて378匁2分1厘,家数23・人数108,牝馬3,神社は諏訪大明神,毘沙門で祭礼は7月27日,8月20日,冬から春の稼ぎは莚・縄・苧綛,用水は古用水,朱椀・朱折敷塚があり磯部七塚の1つ,頭百姓持高は市右衛門124石余,平右衛門21石余,四郎右衛門85石余であった。「足羽県地理誌」では,戸数39・人口167(男87・女80),馬5,田27町3反余・畑1町7反余,物産は菜種30苞,綿100貫目。鎮守は諏訪神社,延命2年諏訪大明神を勧進,天正年間の一揆で破壊される(丸岡町めぐり)。明治4年福井県,以降足羽【あすわ】県,敦賀県,石川県を経て,同14年福井県に所属。明治7年安田小学校が設立され,児童数は,同19年23,同21年67(丸岡町史)。同22年磯部村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7330525