100辞書・辞典一括検索

JLogos

16

落居村(近代)


 明治22年~昭和26年の西八代郡の自治体名。落居村と河頭村の2か村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。明治後期・大正期,河頭が岩下・熊沢・寺所・五八に分かれ,合計5大字を編成。明治24年の戸数289・人口1,878,学校は落居尋常小学校があり,物産は豌豆・甘薯・稗・蕎麦・実綿・藍葉(市郡村誌)。大正9年の世帯数337・人口1,709。明治39年落居駐在所を設置,同44年林野警察巡査出張所が落居に置かれ,大正5年山保村に移転。同6年庁舎新築。昭和3年富士身延鉄道が開通し,落居に停車場ができた。同25年の世帯数392・人口2,214。同26年3月熊沢は久那土村に編入。同年4月六郷村の一部となり,五八・寺所・岩下・落居の4大字は六郷村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7335458