100辞書・辞典一括検索

JLogos

36

金井(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ平岡村,昭和29年からは中野市の大字。明治24年の戸数101,人口は男282・女272,水車場9。当地は湧水がなく,深井戸であったため井戸は全体で昭和20年頃には10本しかなかった。寺や酒屋の井戸のほかは明治後半から昭和にかけて掘られたという。昭和26年から同30年にかけて赤痢が大流行し,当地では井戸を掘り下げて水量を確保し,十数軒を一組合とした6組の簡易水道組合を設立した。同32年市営水道工事が開始され,翌年完成。ほとんどの家は簡易・市営の両水道を併用した。しかし,簡易水道は,現在は一部が残るだけとなった。江戸末期から始まった養蚕は,明治期から大正期にかけて盛んになった。桑の生産も早くから始まったが,戦後はリンゴ園にかわった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7338744