100辞書・辞典一括検索

JLogos

20

広田村(近世)


 江戸期~明治8年の村名。更級郡のうち。松代藩領。村高は,「慶長打立帳」579石余,「正保書上」「元禄郷帳」ともに580石余,「天保郷帳」787石余,「旧高旧領」847石余。家数・人数は,文化6年367人(朝陽館漫筆),安政3年93軒(領内村々家数留/県史近世史料7‐1),慶応4年98軒・465人(家数等改帳)。明治4年松代県を経て長野県に所属。同7年の反別は田63町余・高605石余(うち堰敷永引2石余),畑20町余・高242石余,主な物産は米・大麦・小麦・大豆・菜種・実綿・繭・生糸,農業・養蚕業の主とした(県町村誌)。同8年田牧村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7341271