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峰方村(近世)


江戸期~明治7年の村名安曇【あずみ】郡のうち嶺方村とも書いた中山山地の山間部に位置する登波離橋付近は谷が非常に深く,古くから景勝地として名高いまた登波離橋の西の山頂に中世の白駒城跡がある江戸初期に日岐嶺方村が日岐村と峰方村とに分村して成立(信府統記)松本藩領池田組に属する村高は,寛永19年の松本領村々高附帳(県史近世史料5‐1)80石余,「元禄郷帳」129石余「天保郷帳」140石余,「旧高旧領」では嶺方新田村と見え141石余寛文4年の反別は田5反余・畑61町3反余と,耕地のほとんどが畑であった(信府統記)安政2年の安曇筑摩両郡村々明細書上帳(県史近世史料5‐1)によれば,家数48・人数476明治4年松本県を経て筑摩県に所属明治初年の戸数80・人口442(県市町村合併誌)明治7年白駒村と改称




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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