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浅野(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ浅淵村,明治39年西成村,昭和15年からは一宮市の大字。農業が中心で,米・麦のほか蔬菜類を多く生産。明治中期までは茶畑,昭和初年頃までは葉藍の栽培もみられた。昭和初期に孟宗竹の促成法に成功し,天然産に近い品を出荷し各地の市場に名が知られた。明治25年浅淵尋常小学校,同40年西成第四尋常小学校を開設,昭和22年両校は浅野小学校となった。大正元年名鉄一宮線が開通し,浅野駅が設置された。明治43年の戸数217・人口1,364,昭和14年の世帯数205・人口1,224。一部が,同45~56年にかけて若竹1~4丁目・せんい1~4丁目・緑1~5丁目・平安1~2丁目・島崎1~2丁目・平島1~3丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7354098