百島村(近世)
江戸期~明治22年の村名。海東郡のうち。尾張藩領。佐屋代官所支配。村高は,「寛文郷帳」「天保郷帳」ともに565石余,「旧高旧領」787石余。「寛文覚書」による戸数37・人数196,馬16。「徇行記」では,概高787石余,うち給知608石余,給人は中西浅之右衛門ら11人,反別48町余(田44町余・畑4町余),戸数53・人数257,馬2,村柄については,高と戸口は相応するものの,他村地主の質地となっている場所が多いとある。寺院は,慶長16年吟光開基の曹洞宗厳竜寺。明治22年越治村の大字となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7361783 |