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船木(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ滝原村,昭和15年滝原町,同31年からは大宮町の大字。明治35年大内山川に三瀬谷と結ぶ船木橋が架けられ,同36年洪水で流失したが同38年再び架橋された。明治期~大正期を通じ,産物の茶・シイタケ・木炭は船で宮川を下り,帰り荷は米塩・醤油・衣料を運んだ。旅客の便船は朝8時に乗り出し,昼頃には山田(伊勢市)に着いたという。大正3年頃舟賃は1人30銭であった。大正末期から昭和初期にかけて国鉄紀勢東線各駅が開設され,それに伴って鵜飼舟も徐々に姿を消していったが,筏はトラック輸送にかわるまで使用された。大正3年32戸・167人,昭和31年58世帯・262人,同50年61世帯・216人。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7367500