横溝村(近世)
江戸期~明治22年の村名。愛知郡のうち。江戸期を通じて彦根藩領。村高は878石余(寛永高帳)で,幕末まで変わらず(元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。文化2年の家数は91,うち本役百姓は77,人口は375(市町村沿革史)。出屋敷は明和年中に,いずり沢の荒地を開墾して水田としたもの,また柿木立の荒地7反2畝20歩を開墾して21戸を移住させた(愛智郡志)。明治5年滋賀県に所属。同13年の人口487・家数113(物産誌)。同22年愛知郡西押立【にしおしだて】村の大字となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7373184 |