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吉見村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。日根郡のうち。元和5年岸和田藩領,享保5年幕府領,天明2年田沼氏領,同7年幕府領(文化13年岸和田藩預り地),天保6年からは近江三上藩領。村高は,四郡高附によれば正保2年951石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに960石余。村内に三上藩の陣屋が置かれた。なお当村は2地域に分かれ,東吉見村・西吉見村と称していた。海辺の農漁村で「藻塩草」には「吉見の里」と見える。また新井白石は「吉見里」と題する漢詩を残している。江戸後期には和泉木綿の生産地として著名であった。神社は春日神社。寺院は浄土宗鎮西派浄林寺・浄土真宗本派正善寺。明治9年の人口805。同14年大阪府に所属。明治22年田尻村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7387066