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大島(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ大島村,昭和33年からは串本町の大字。明治22年の戸数240・人口1,219(大島村史概要)。同24年には東西5町・南北15町,戸数234,男539・女670,学校1,小船74。明治32年大島郵便局開局。大正元年巡航船が串本~大島間に就航。同9年電灯架設。漁業の中心は鰹漁で,明治末期から大正初期には鰹漁船大小20数隻を数えた。鰹節の加工業者20数軒。昭和初期からは夜焚網漁が発達し,昭和30年代後半まで続いた。第2次大戦後は遠洋漁業にも進出。昭和28年の大島港の純漁民者226戸・681人,地元漁船は動力付73隻・無動力33隻(大島村史概要)。同36年ハマチの試験養殖を開始。浅海養殖漁場への先駆となり,大島漁業の一大転換を行う。同44年,日本近海の捕鯨漁不振のため日本水産と大洋漁業に貸与していた鯨体処理場が閉鎖され,明治末期から続いた捕鯨事業に幕が降ろされた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7403635