中庄(近代)

明治22年~現在の大字名。はじめ三庄村,昭和34年からは三加茂町の大字。明治22年の地価は,田1等7万6,507円・末等8,896円,平均5万9,547円,畑1等6万3,028円・末等4,448円,平均1万9,325円。同24年の戸数458・人口2,267(男1,152・女1,115),寺1,学校1,船21(徴発物件一覧表)。主要作物は水稲・裸麦・甘藷・馬鈴薯・煙草。大正3年国鉄徳島本線が通じ江口駅が設置された。ほかに昭和36年に設置された無人駅の三加茂駅がある。また同50年低地の中央を国道192号が開通し,沿線には商店・食堂が開店し,静かな田園地帯も大きく様相を変えつつあるが,山分は静かな山村の姿をなおとどめている。同58年歴史民俗資料館開館。地内には徳島藩独特の駅路寺で有名な長善寺がある。また八幡神社は大己貴尊・武内宿禰・応神天皇・神功皇后を祭神とし,同社の宵宮神事は昭和30年県無形民俗文化財に指定された。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7428226 |





