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土佐山村(近代)


 明治22年~現在の土佐郡の自治体名。土佐山・高川・東川・西川・中切・桑尾・梶谷・弘瀬・都網【つあみ】の9か村と梶谷村の小村であった菖蒲村が合併して成立。旧村名を継承した10大字を編成。役場を土佐山に設置。明治24年の戸数1,027・人口3,218(男1,688・女1,530),厩427・繋留馬数603,学校4。昭和7年頃の資料によれば面積3.87方里,戸数472・人口2,352,産業については農産は稲作に適する田地がきわめて少なく,米の産額は微少だが,稗・黍・甘藷などは相当の産額を示し,食用作物は7万9,641円,また三椏・桑などの特用作物は1万6,000円,蚕繭1万6,270円があり,総額12万6,026円に達しており,林産は建築用材9,622円・木炭など2万9,285円,工産は和紙6,972円・茶1,469円・鍛工品1,478円・炭俵1,730円,その他330円で,紙・茶は市場で好評を博し,特に紙は古来障子紙の本場として紙質の強靱で最も優良な製品として有名であるという。また畜産1,240円・水産335円が記されている(県誌)。同11年の生産総額27万1,889円うち農産16万5,226円・畜産1,877円・林産9万1,571円・水産1,615円・工産1万1,350円・鉱産250円,主要生産品は木炭・楮・米(経済一覧)。同49年北部の工石山を中心とした地域が工石山陣ケ森県立自然公園に指定された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7436481