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奈路(近代)


 明治22年~現在の大野見村の大字名。明治24年の戸数77・人口319(男165・女154),厩45,船5。昭和30年の世帯数138・人口669(男328・女341)。明治43年高知大林区署経営の奈路土場(材木の一時置場)完成,同45年島ノ川山までのトロッコ線開通,大正元年島ノ川官行斫伐事業開始,同時に簡易製板工場設立。大正2年島ノ川官行斫伐跡地更新のため製炭事業を開始し,炭斫から発散する煙を利用して粗製醋酸製造所を併設。大正14年トロッコ線に機関車使用開始。昭和7年島ノ川製板所全焼。同27年営林署林道島ノ川線が開通しトロッコ線は廃止(大野見村史)。昭和3年郡道吉野窪川線(現主要県道窪川船戸線)開通。同5年窪川~新田間に野村バス開通,同14年高知県交通バスとなり,第2次大戦中は停止されていたが同25年運行再開,同45年廃止,高南観光バスがあとを受け継いだ(大野見村史)。昭和7年喜田洋樽工場が野老野【ところの】から移転し開所,同23年平和木工,続いて高橋製材工場が創立。同26年奈路公民館落成,同27年大野見劇場開場,続いて飲食店・洋裁店・理髪店・パチンコ店などが開業した(同前)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7436743